登録データの検索と活用
工学研究成果データベースでは、登録されているデータを様々な条件で検索し活用することができます。例えば個人や研究室の発表論文を検索し、報告書用やウェブ用のスタイルで表示して利用することができます。また、学生がメイン著者(1st Author)である論文を検索するなど、複雑なデータ検索も可能となっています。
検索方法
工学研究成果データベースを開き、右下の [ログイン] より SPS-ID でログインします。
トップページのメニューより [学術論文の検索](または [学術講演・発表の検索])を選択します。
カテゴリー、著者情報などで適宜検索します。
例1. 個人の学術論文一覧を取得
カテゴリ欄を [学術論文]、SPS-ID 欄を [ご自身の SPS-ID] として検索すると、ご自身の学術論文一覧を取得できます。
例2. 研究室の学術論文一覧を取得
カテゴリ欄を [学術論文]、研究室欄を [該当の研究室] として検索すると、研究室の学術論文一覧を取得できます。
科研費実績報告書用一括取り込みファイル出力
上記、検索方法の手順で論文を検索します。検索結果に不要な論文が混在している場合は、必要な論文のみにチェックし、[チェックしたものを表示] ボタンをクリックします。必要に応じて [ソート] します。[科研費実績(雑誌論文)形式でダウンロード]又は[科研費実績(図書)形式でダウンロード]ボタンをクリックし、実績報告書の雑誌論文リストもしくは図書リストの一括取り込みファイルを出力します。
出力したファイルは、科研費電子申請システムの実績報告書における研究発表の入力ページにて一括取り込みファイルとして登録できます。ただし、ファイルの1行目のタイトル行もそのまま登録されますので、科研費電子申請システム上にて1行目のみ削除お願いします。学術講演・発表のデータをご自身で本データベースに入力されている場合には、学術講演・発表の検索結果画面の[科研費実績(学会発表)形式でダウンロード]をクリックすると同様に実績報告書の一括取り込みに対応した形式のCSVファイルを出力できます。
報告書やウェブ用のスタイル表示
上記、検索方法の手順で論文を検索します。検索結果に不要な論文が混在している場合は、必要な論文のみにチェックし、[チェックしたものを表示] ボタンをクリックします。
必要に応じて [ソート] します。表示スタイルの項目でスタイルを選択後、[表示] をクリックします。
[スタイル表示] 欄に結果が表示されますので、コピー&ペーストで報告書等に貼り付けて利用できます。必要に応じて、印刷やファイル保存もできます。
例1. 報告書用スタイル
表示スタイルで [報告書] を選択した場合は、次のようなスタイルで表示されます。
例2. Web用スタイル
表示スタイルで [Web] を選択した場合は、次のようなスタイルで表示できます。右端に DOI、WoS、CiNii、京大 Article Linker、京都大学学術情報リポジトリへのリンクが表示されます。
カスタムスタイル
スタイル表示は、検索結果のページでカスタムスタイルを定義することができ、表示項目や区切り文字を指定できます。
設定できる項目は次の通りです。
項目 | 表示例 |
---|---|
先頭の著者の名と姓 | Taro Kyoto |
先頭の著者のイニシャルと姓 | T. Kyoto |
メイン著者の名と姓 | Taro Kyoto |
メイン著者のイニシャルと姓 | T. Kyoto |
全著者の名と姓 - カンマ区切り | Taro Kyoto, Jiro Kougaku |
全著者のイニシャルと姓 - カンマ区切り | T. Kyoto, J. Kougaku |
全著者の名と姓 - カンマとand区切り | Taro Kyoto, Jiro Kougaku, and Hanako Kyoto |
全著者のイニシャルと姓 - カンマとand区切り | T. Kyoto, J. Kougaku, and H. Kyoto |
全著者の名と姓 - 読点区切り | Taro Kyoto、Jiro Kougaku |
全著者のイニシャルと姓 - 読点区切り | T. Kyoto、J. Kougaku |
タイトル | Ion Beam Processing |
英語タイトル | Ion Beam Processing |
"タイトル" | "Ion Beam Processing" |
"英語タイトル" | "Ion Beam Processing" |
雑誌名 | NUCLEAR INSTRUMENTS & METHODS |
英語雑誌名 | NUCLEAR INSTRUMENTS & METHODS |
出版社 | ELSEVIER SCIENCE |
巻 | 201 |
Vol. 巻 | Vol. 201 |
号 | 3 |
No. 号 | No. 3 |
パート番号 | 2 |
開始ページ |
135 |
終了ページ | 139 |
Article ID | A205678 |
開始ページ または Article ID |
135 A205678(共通マーク1.Article IDをチェックの場合) |
p. 開始ページ または Article ID |
p. 135 A205678(共通マーク1.Article IDをチェックの場合) |
pp. 開始ページ または Article ID |
pp. 135 A205678(共通マーク1.Article IDをチェックの場合) |
p[p]. 開始ページ[-終了ページ] または Article ID |
pp. 135-139(終了ページ有の場合) p. 135 (終了ページ無の場合) A205678(共通マーク1.Article IDをチェックの場合) |
カテゴリー | 学術雑誌 |
言語 | 英語 |
査読の有無 | 有 |
発行年 | 2009 |
発行月 | 6 |
発行月 月 | 6月 |
月名(英語3文字) | JUN |
月名(英語) | June |
WOS | WOS(リンク) |
REP | REP(リンク) |
DOI | 10.0000/ejournal-00-00 |
DOIURL | DOI(リンク) |
Nii | Nii(リンク) |
Link | Link(リンク) |
検索条件の保存(論文一覧の自動生成)
論文等を検索してスタイル表示した画面で、検索条件の保存の[追加]ボタンをクリックすると、いま検索した条件を保存できます。さらにデザインを選択するとそのデザイン設定に従った表示を行うURLが生成されます。そこにアクセスすることで最新のデータベースを保存した条件に従って検索し、HTML形式のスタイル表示結果を得ること(論文一覧の自動生成)が出来ます。ご自身のウェブサイトからリンクを張る等して自身の論文一覧として活用できます。
論文一覧の自動生成の例
複雑なデータ検索
各種プロジェクトの申請や報告書作成のため、研究室を横断する成果など複雑な条件での抽出が必要な場合は、情報センターにご相談下さい。その際、抽出結果の利用にあたっては、関係者のコンセンサスを事前に取って頂きますようよろしくお願いします。
また、本データベースは収録が限定されています(出典が主に WoS と CiNii に収録されているものに限られている)ので、厳密さが必要な場合は、抽出結果を基に不足分を追加するのが適当と考えられます。
例1. 身分別の発表論文数
工学研究成果データベースでは、論文データに著者の身分情報(教授、助教、博士学生、修士学生など)を登録しており、身分ごとに論文を検索できます。例えば、検索条件の身分を [修士学生] 、メイン著者に [チェック] することで修士学生がメイン著者(1st Author)の論文を検索できます。